おすすめの絵本をご紹介♫
ご存知の方も多いと思いますし、本屋さんTRIPでは以前も紹介したこともありますが、クレヨンたちが男の子に突然一斉にお手紙を書いてくるというユニークな視点の絵本です。
2014年にケイト・グリーナウェイ賞というイギリスの絵本や児童書の中から選ばれる賞の最終候補作になった絵本です。
今回はおすすめの楽しみ方も含めてご紹介します♫
この絵本の主人公はお絵描きの大好きなケビンという男の子。
ある日突然ケビンのもとにたくさんの手紙が!その手紙はなんとクレヨン達からでした!
赤色のクレヨンからは、「赤い消防車やサンタクロース…働きすぎだから休ませて欲しい・・・」
おうどいろのクレヨンからは、「もっと使って欲しい・・・」
灰色のクレヨンからは、「ゾウの大好きなケビンにいっぱい使われてクタクタだって・・・」
黄色のクレヨンとだいだい色のクレヨンは、どっちがおひさまの色かでケンカまではじまってるし、クレヨンの箱の中では大騒ぎが起きていて、クレヨン達はみんな思い思いにケビンに対してうったえる手紙を書いてきていました!
さあ、たくさんのクレヨン達の気持ちがわかったところで、ケビンは一体どうするのか!?
おすすめの読み方
子供たちってみんなお絵描き大好きですよね。男の子も女の子も、小さな頃から自由な発想で大人にはわからない絵をいっぱい描いているのではないでしょうか。
この絵本、そんなお絵描きはじめたばかりの子供には当然まだ読めないと思いますが、少しかみ砕いてその子に合わせて読み聞かせしてあげると楽しめると思いますし、小学生になっても4年生ぐらいまでは楽しめるとも思います。ですから、とても長い間楽しめますし、おすすめとしては、低学年の親から見てもどんどんお絵描きが上手になりはじめたなと感じる頃に、ケビンのところをお子さんの名前に変えて読んであげてみてください。きっとお子さんは、そんなクレヨンの使い方とかしてないもんとか色んな反応をしてくれるはずです。
そして、読み終わったら、実際にお子さんの使っているクレヨンを一緒に見てみましょう。
すると、お子さんの好きな色やあんまり使わない色だけでなく、それが何故なのかとかどんな気持ちでその色を使っているのかということまでわかって、よりお子さんの感性を理解することが出来るはずです。
そして、そんなお父さんお母さんのお子さんに対する理解は、お子さんのお絵描き大好きという気持ちを膨らませてくれるとも思います。ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください。
ちなみに、うちの子のクレヨン…
ピンクが短いからピンクが好きなんだねって聞いたら、逆でした!好きな色はオレンジだからあんまり使わないって(⌒-⌒; )
なるほど、そっちか〜!これもお子さんによって分かれるでしょうね。