2.2坪の魔法

「 副業は超ミニマムに始めれば失敗しない」

最初から良いアイデアが出て、それを貫いて成功するビジネスなんてほとんどありません。
では、どのぐらい小さく始めればいいのか? ということについて、おすすめの本があります。

2.2坪の魔法

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最近話題になったのでご存知の方もいると思いますが、この方は建築の国家資格を持っていて、元ボクサーで元公務員で、それらの経験とは全く関係のない焼肉屋を始めたという方です。
その焼肉屋は2.2坪のお店で、そこから成功して今ではいくつかのお店を持っています。
そのそれぞれのお店に一定期間通うと、最終的にクロッサムモリタという住所も情報も非公開の本当に限られた方だけが行くことができるお店に行けます。
料理とは全く関係のない世界から極小で始めた焼肉屋さんです。

4畳半ぐらいのスペースにお店の機能がすべてあり、まずガスがないので七輪で焼きます。
焼肉屋さんを始めるとしたら、肉を保管するための冷蔵庫がまず必要だとみんな考えると思いますが、このお店は冷蔵庫もありません。
発泡スチロールに氷を入れてそこに肉が入っています。
仕入れに全力をかけていて、余計な設備には一切お金をかけていません。
肉もその日に仕入れてきた肉を使っていて、その日に使い切るか、残ったら自分で食べるスタイルでされています。

しかも、本当に新鮮な肉を使っているのでタレもありません。
焼肉屋さんがタレやニンニクを使うようになったのは、お肉は冷凍すると臭みがどうしても出てしまうので、それをごまかすために使われるようになった知恵でした。
新鮮なお肉でタレを使わず塩かポン酢で始めました。

そうすると、タレを作ったりにんにくダレに漬け込む仕込みが不要になります。
このお店を始めた時には、ボクサーも建築の仕事もしていたそうです。
焼肉屋さんや飲食店を始めたいという方でなくても間違いなく参考になる本です。

これぐらい小さく始めないと続けられません。
続けることができなければ成功はしないということがよくわかる本だと思います。
これは起業するためにも役に立つ内容です。

本屋さんTRIP